社会への提言
コロナ制圧しましょう 皆様の協力を
コロナ制圧のためには、外出の禁止などで皆様のご協力を必要とします。 そして、多くの皆様の生活や事業を維持するためには、金融機関や家主の皆様のご協力も必要となります。今ここで、短期に収束をさせなければ、個人や企業の倒産が増え、結局は、不良債権の山となり、賃借人も退出して建物もがらがらになってしまいます。
そこで、家賃の支払いを延ばしたり、減額してもらう必要が出てきております。国会の方では法案が提出される状況となりました。家主の方は、家賃収入が減っても無借金の場合には、とりあえず維持できます。借り入れのある家主の方は、借入金の返済を猶予してもらう必要があります。デフレの時には、中小企業金融円滑化法が運用され、いわゆるリスケが実施されましたのと同じことです。金融機関の負担については、一年前の法人税の支払いの繰り戻し還付を受け、一年間は凌げるといえます。それでも困難な時には、公的資金の注入によって支えることになります。現在まで、政府や自治体は様々な金銭支給による支援を続けていますが、これとあわせて上記の政策や法律を実施することが重要と考えます。ドイツとアメリカでは、借入金と家賃の支払いの猶予が、既に3月に法制化されたと報道されました。今回の事態は、医療従事者をはじめ、全ての人々に負担を強いる、犠牲を強いる、あるいは社会貢献を求めるものです。是非皆様のご協力をお願い致します。