社会への提言
2018年3月 ケガを乗り越えるオリンピック選手たち
―少しだけアスリートを真似ようー
ピョンチャン・オリンピックでは、多くの選手の活躍に、全世界の人々が感動しました。その中で、特に深く心に刻まれたのは、ケガを乗り越えメダルを取った選手でした。平野歩選手は、内臓破裂で大ケガから復帰し、銀メダルを取りました。羽生弓弦選手は、直前に足首を捻挫しながら、金メダルに輝きました。ケガを治す技術や鍛錬も見事ですが、何よりもその精神力には、びっくり仰天、脱帽としか申し上げられません。
そこでさらに注意してみて気がついたのは、このお二人だけではなく、極めて多くの選手が多かれ少なかれケガを乗り越え、出場してきたと報道されていました。最後になってのニュースで渡部暁斗選手に至っては、本人が話さず、全日本スキー連盟が明らかにしたところでは、直前に助骨を骨折しながら、三種目をこなし、個人ノースヒルで銀メダルを取ったとのことです。
つまり今や過酷な練習と危険な技には、ケガはつきもので、大きなケガをしないように身体をいかにコントロールするかが勝負のようです。私たちの生活とは比べようもありませんが、ほんの少しは似ています。私たちもケガせず事故なく、毎日仕事にまい進するには、身体のケアが重要となります。特に50歳を超えると、足や手の筋を傷めたり、捻挫、骨折も多くなります。ところがお医者のテレビ解説では、何と毎日鍛錬すれば、年をとっても筋肉は衰えないそうです。私たち全てがアスリート気分!になりましょう。
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