社会への提言
2019年7月 沖縄ガンバレ ~トランプ大統領の発言?~
今、沖縄へ向かう飛行機の中で、皆様に発信させていただいています。沖縄の産業や観光が上向いたせいか、私の仕事もふえてきました。しかし、メールや電話でも充分処理できるので、出かける必要もなかったのですが、久しぶりにまとめて仕事をするために、現地に向かっています。また今までは、沖縄と言えば、沖縄戦というひさんな情景を想い起し、ひどく足が重くなりました。私が昭和20年5月生まれだからだと思います。 しかし、若い方々に聞くと、中部の絶景ビューや美ら海水族館などは、大変な人気だそうです。人口も増加していまです。ホテルの予約もとりづらくなり、週末料金も結構高くなっているようです。このような新時代に入り、私の気持ちもようやく、沖縄の今と未来に期待しようと上向いてきました。 他方で、時あたかも、トランプ大統領は、日米安全保障条約の見直し、米軍基地の縮小や負担軽減などを打ち出しています。戦後70年を経て、まさに政治の大きな転換の時代に入りました。米軍が第一次大戦、第二次大戦、ベトナム戦争、イラク戦争、IS戦争に、多くの若者の命を投入してきた歴史をみれば、トランプならずとも、米軍の肥大化をそのままにしておくことは、できないでしょう。歴史の必然ともいえます。沖縄にとっては、米軍が縮小し多くのリスクが減るのか、自衛隊が増加しあまり変らないのかが課題といえます。そして、まさにこのような沖縄の問題は全国の課題として、皆様と共に考えなければならないと思います。 そこで日本の若者の皆様に告げたいのは、戦争なしに平和を維持するのは容易ではないことです。しっかり勉強していただき、今後、国際協調に向けて日本人の活動を広げていかれるよう祈念します。
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