社会への提言
2018年12月 日産自動車西川社長ガンバレ
~欲ゴーンにさげてた頭をユーザーの方にさげましょう~
ひどい事件が起こったものです。まるで100年前に、西洋人が東洋(アフリカ)の地に来て、ご活躍された絵そのものを見ているようです。中には、アラビアのロレンスのように、自己犠牲の精神で良心的な人もいました。また、啓蒙君主といわれた、良い独裁者もいました。私も、日経の私の履歴書を見て、ゴーンさんは立派な人と思い、赤坂のご自宅に手紙をお出ししたことがありました。私の依頼者が日産からフェアレディーZを買ったところ、クラッチが戻らず、ヒヤーっとしたことがあり、日産に修理を依頼しました。直しましたというので、運転したところ、また戻らず、直しましたと、またまた戻らず、直しましたと。3回にわたり、修理しましたが、アブナイーということになり、車を返すから金を返せと請求しました。ところが、日産は依頼者がスピードを出すよう改造したから悪いと言います。しかし、初めから日産のオプションで日産で改造したもので、日産で修理もしているので、全く理由になりません。そこで私は、直接ゴーン会長に手紙を出し、すぐに解決されるよう催促しました。このような欠陥車については、米国では1億円以上もらえます。日本では、理不尽な被害を受けた人から、かわいそうで着手金ももらえず、賠償金も数百万です。ゴーン大明神の方が話は早いのです。思い出しますね。40年前に、欠陥車問題を日本で初めて追及したユーザーユニオン代表と弁護士が、日産と交渉しました。被害者多数を代理して、数千万円を請求したところ、2人共に恐喝で逮捕され実刑になりました。これは米国ではあり得ないひどい事件です。そして、また最近では、大量の「無資格従業員の完成検査」の隠蔽が発覚しました。このように日産は多くの問題を抱えてきました。結局この件でも、ゴーンさんは忙しくて返事もよこさなかったので裁判になりました。ユーザーをもっと大事にすべきです。社長殿、ゴーンさんに頭を下げてきたのを、ユーザーの方に頭を下げなさい。直ちに、欠陥を認めなさい。リコール寸前になっているものを自分から認めていくのがユーザー本位のあり方でしょう。西川社長ガンバレ!
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