社会への提言
2018年1月 新年おめでとうございます―国際交流こそ平和への道―
アジア法社会学会の学術大会に参加するため、20年ぶりに台湾に行ってきました。台北から約1時間の新竹市の台湾交通大学で、大会が開催されました。久しぶりに見た町並みは、日本と同じように発展し、大学は東京工業大学のような理科系中心とするもので、広大な敷地の立派なものでした。数年前に、そこに技術紛争を専門とする法律家を育てる法科大学院を設置しました。台湾では法学部が多い中で、唯一の3年制の法科大学院です。
私は、法曹教育について、医学教育と同じようにするべきだという報告をしました。英語のペーパーを配り、パワーポイントを使い。英語で報告したので、準備が大変でした。努力の甲斐があり、上手くいきましたが、多くの方々と意見交換し、グローバルな社会の中で日本の役割が重視されていることを実感しました。小学生から大学生まで、また大人になっても、英語に親しんで、海外の方々と交流し、平和へ向けて協力することを願うものです。特にアジア各国では、各々の言語は異なるものの、旧英国植民地の香港、シンガポール、インド、スリランカなどを中心に英語が共通語となっています。新年に当たり、日本が益々明るく発展できるように祈念します。
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