社会への提言
2017年10月 各政党に期待する ―情報公開に向けて―
いよいよ選挙です。日本の未来に向けて、各政党の皆さまに期待します。何といっても、最大の目標は情報公開でしょう。自民党は、モリカケ、南スーダン日報の問題を克服するには、情報公開の改善を打ち出すのが良いと思います。世界では、政権交替の度に、前政権の暴露をするという情報公開も進んでいます。自民党は、余程大胆に改革を打ち出さないと情報公開に後向きと思われます。新しい希望の党とこれへの民進党合流派は、脱原発を訴え出しました。国を二分する議論については、ただ叫ぶだけでなく、まず全ての事実、データをオープンにして、これを基に整理しつつ予測を明らかにして下さい。原発には、地震や津波ばかりか、飛行機の落下、テロやミサイルの攻撃、などの危険もあります。原発継続の人の意見も公開すべきです。恐らく、地元経済、関係巨大企業、その労働組合などの、私的利益が明らかになるでしょう。これらの方々が他のエネルギー事業に従事できる政策も用意すべきでしょう。また公明党と共産党は、自分の団体の情報公開から進めて下さい。たしかに弱者への支援、格差社会の是正で頑張っています。しかし、公共事業も含めてあらゆる補助金交付で、放漫支給や詐欺が横行し、国民の税金が垂れ流しされています。役人は告訴告発もせず、管理もできません。他方で、不正受給した人を弁護することもあり、弁護士として全額返還するように指導しても、見せしめに逮捕されることもあります。不公正極まりなしといえます。膨大な補助金の闇を全て明らかにし、大半を廃止にして、今後は、事業者にではなく、ニューディール政策のように個人に直接に渡すようにしましょう。その政策は、必ず支持されると思います。
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