社会への提言
2013年11月 虎雄医師「生命だけは平等だ」猪瀬知事「史上最多得票の人気者」
徳田虎雄医師は、幼い頃、徳之島で弟が重病になったとき、自宅から遠くの医師に往診を頼んだが断られ、死亡したという辛い経験をしました。そのため、徳洲会を起こし、離島僻地医療に全力を尽くしてきました。しかし、本土では、病院開設について医師会と行政の執拗な反対にあい、許可を受けることも妨害されました。虎雄医師は、政治家となり、行政を巻き込み、ついに南から北まで病院を建設し、全国を席巻しました。財政基盤も社会的評価も高まりました。もはや、政治力や金力に頼る必要は無くなりました。他方で、猪瀬知事も、苦労しながら著作を次々に出し、日本ばかりか世界の人気者になり、今や大政治家と言ってもよいでしょう。規則改革の会議の委員として孤軍奮闘し、副知事として東電改革をリードした実績は歴史上の偉業と言ってもよいでしょう。庶民からの高い評価があったからこそ433票も取れたのであり、選挙に多くのお金を必要としなかったはずです。この二人の偉人は、過去の利権政治、既得権益構造、金権政治と斗ってきました。その斗いの中で、世の中には考えられない程のひどい悪行がはびこっていたことを知り尽くしたのだと思います。それらに比べれば、深く考えない内に、この程度のことは問題にならないだろう、若干の踏み外しは問題視されないとみていたのでしょう。皆様はどう考えられますか。いずれにしろ、過剰なバッシングはよくないことです。冷静な対応に期待します。
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