社会への提言
2014年12月 ノーベル平和賞 マララさんの活躍に期待する
マララさんは、「一人の子ども、一人の教師、一冊の本、そして一本のペン、それで世界を変えられます。教育こそがただ一つの解決策です。エデュケーション・ファースト(教育を第一に)」とスピーチを行いました。世界中において感動を与え、ネットでも大きな課題となっています。特に注目すべきは次の言葉と思います。「私には二つの選択肢しかありませんでした。一つは、声を上げずに殺されること。もう一つは、声を上げて殺されること」。人類の長い歴史の中で繰り返されてきた残虐行為を今もやめさせられない無念さを感ぜざるを得ません。そして、マララさんは事前提出文書には記載していなかったタリバン批判を口頭で付け加えました。誠に勇気ある行動でした。そして、マララさんは、世界に向けて「私たちは動くべきです。待っていてはいけない。」と言っているのは、声を上げても殺されない日本や先進国の人々へ訴えたかったに違いありません。皆様と共に彼女の今後の成長と活躍を祈りたいと思います。