
社会への提言
2015年1月 難民の子供に救いを-I AM Kenji
イスラム国が人質を取り、身代金を要求したり、人質交換を要求しています。 I AM Kenjiを掲げる行動が世界的に広がり始めました。日本人人質は昨年夏から捕まっていたのに、安倍首相が中東に行き、2億ドルを支援すると公表したことが、その要求のきっかけとなりました。善意の行為を悪用されるという皮肉な結果となってしまいました。イスラム国としてみれば、自分の敵国を支援していると言いたいのでしょう。大変に困ったもので、頭の痛い問題です。しかし、目に浮かぶのは、後藤健二さんらジャーナリストの皆様が、危険を顧みずに難民の子供達の姿を世界に伝えてきたことです。私たちはそれらを見て本当に驚愕しました。子供らを誘拐したり、テロに利用することは絶対に許されません。この当たり前のことをイスラム国やボコ・ハラムに知らしめることが必要です。そこで、日本は子供らに直接に支援の手をさしのべるのが良いと思います。私は以前から、ODAなどを通じた後進国支援を評価していましたが、何に使われているのかという疑問を拭えませんでした。やはり、戦争やテロで両親を失った子供達を直接助けるためにお金を使うべきではないでしょうか。そのためには、できる限り、仲間として一団となって日本へ来てもらって、養子でもよいし、または学校の寮に入ってもよいし、安全な環境で健康に育ってもらうことが良いでしょう。必ずや将来は日本社会に貢献するか、国際的に活躍する人材になると思います。