社会への提言
2016年8月 小池知事に期待する
私はよく冗談で、「あの立派な都庁の建物は私が建てたものですよ」と言ってきました。当時50歳前後でバリバリ働いていたので、相当税金を払っていました。ほとんど本気で言っていたと思い出します。つまり、税金は喜んで払ってもよいが、必ず無駄なく使ってほしい、おかしいと思えば、早くに公表して是正してほしい、という強い思いを持っています。都民の皆様も同じです。都の職員、都議会議員、出入業者の無駄遣いこそが問題で、増添元知事だけがいじめられたみたいな形となり、後味の悪いものが残っています。
小池知事は「もったいない」をオリンピックのキャッチフレーズとして打ち出しました。大賛成で拍手喝采です。MOTTAINAIキャンペーンを世界的に行ったワンガリ・マータイさんは小泉元総理に会いに来たとき、「もったいない」の言葉にしびれたそうです。マータイさんは、なんとピッツバーク大学修士、ナイロビ大学博士、同大学教授、ケニア環境副大臣の経歴を持ち、環境保護の植林運動のグリーンベルト運動でノーベル平和賞を受賞しました。Reduce(削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)という環境活動の3RにRespect(尊敬の念)が込められている、一言で言える美しい言葉であると感銘を受けたのです。そして、世界共通語にする運動をしました。小池カラーの緑は、環境保護を意味するわけだし、もったいないから同じ服でよいので着てほしいね。また、私のオリジナルのロゴをぜひ使ってください。