【16年目 第187回】2025年11月
台湾有事?-日本の貢献-
久しぶりに台湾に旅行しました。まず料理が非常に美味しいのに感心しました。それ以上に、日本が、戦後発展した中で、アジアの模範となり、各国に真似され、それぞれが発展されたことに思いを新たにしました。日本は自ら復興し、アジア各国にODAを通じて援助し、貢献してきました。観光をしていたところ、にぎやかな台北のど真ん中に観光名所の装飾的なビルがあり、みなさんが写真を撮っていました。建設会社は鹿島建設とのことでした。また、郊外の「千と千尋の神隠し」の舞台と噂される「九份」に足をのばし、天上から見下ろすように古い風情のある店で、穏やかな香りの烏龍茶を味わいました。日本のアニメのおかげで、観光客が殺到して、急斜面の道に人がひしめきあっていました。地元の皆様と話をしていると、日本から有名になったといえるテレサ・テンの人気は絶大で、今でも会えるかのような雰囲気に浸りました。
日本の漢字文化は、中国人には勉強しやすかったことから、台湾では、日本からの留学帰りの人々により、大学や大学院の教育が著しく高度化しました。女性の社会進出は、世界のトップレベルです。あらゆる分野で、女性が地位を得て、大いに活躍しています。これも、日本の発展を真似をし、さらに米国の文化を導入した結果と言えます。しかしながら大きな問題が起こっています。出生率の大幅な低下です。最近の合計特殊出生率は、台湾0.89であり、韓国0.75と、ほぼ同じで、日本の1.2より下がっています。世界最低水準にまで低下しています。高市首相の台湾有事に関する発言が、大問題と取り上げられています。しかし、そのような政治的課題以上に、より、基本的なことを検討するべきでしょう。台湾の少子化については、改めて日本がリードして、世界的モデルを作る中から、台湾に対する示唆を提供する必要があると感じています。


