
社会への提言
税負担の軽減 財務省の壁
日本では長い間、一票の格差をなくすべしとの多くの訴訟が、起こされてきました。その成果により、徐々に改善されました。また、小選挙区での敗者も当選できる比例復活もあるため、死票の弊害も米国に比べて少ないといえます。そのような状況で、今回の総選挙では、多くの政党から、多様な人材が選ばれました。
一見すると、バラバラに見えて、不安定にも感じます。しかし、同じ方向性もあり、自民党も含めて、税金の負担を少しでも、軽減しようとの共通の目的が見られます。是非、税金と社会保障料のあり方について、国民の理解を得られるよう協力して検討していただきたい!!
これに大きく立ちはだかるのは、財務省の壁ともいわれています。確かに財務省は、プライマリーバランスや財源論をもち出しては、政治家を折伏してきた歴史があります。しかし今回の新しい政治体制を機に、財務省も変身して、柔軟な政策にとりくむよう期待するものです。「ザイム真理教」などという大変失礼なレッテルを断固として、はねのけるよう、がんばってもらいたいと思います。