社会への提言
不祥事の多発 ―早期の注意処分を―
不祥事が連日大きく報道されています。芸能関係に始まり、自民党、ダイハツ、損保ジャパンなどです。法令違反もあるため、刑事事件になったり、重い処分に至っています。また、マスコミによる社会的責任を追及する状況も広がっています。
なぜ、このような事態になる前に、早めに手を打てなかったのでしょう。小さな問題が起これば、すぐその芽を取ってしまえば、大きな問題にならないのです。まず、内部で、注意し合うべきです。特に、上司が部下に注意処分をすることが重要です。そのためには、組織内部で、何でも言える状況を作ることです。小さな問題なのに、隠蔽したり、これを続けようとする人がいるのです。また、逆に注意すると、不利益を受けたり、いじめられたりもします。つまり「物言えば唇寒し」の如く、災いを恐れて喋らなくなり、次第に、悪い芽が大きくなります。そこで、日ごろから、内部で課題を検討し、内部規則を作りましょう。これを守りながら、不便なところは、次々に変更していきましょう。規則を守らない人には、注意処分にします。そして、問題を指摘したり、内部告発する人に対しては、一切不利益を与えないとの内部規則が必要です。このように、風通しのよい、何でも言える組織になれば、絶対に大きな問題にはならないといえます。
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