社会への提言
大日本猟友会会長殿 ―猟銃の規制を―
長野県において、警察官2名が猟友会の会員により猟銃発砲で殺されました。誠に危険な行為です。米国で続いている銃乱射事件と同じ背景があります。銃は、ナイフなどより、容易に確実に多くの 殺人を起こす手段だからです。銃規制をより強化しなければなりません。行政の規制は、事件の起こるたびに強化されてきました。そこで、猟友会としても、自分たちで、さらに細かいガイドラインを作り、銃の不正な使用を防止すべきです。猟友会は、市町村を単位 に支部があり、事故共済保険や研修など充実しており、ハンターの 約8割が加入しています。今では、スポーツハンティングばかりか 、猟銃は、熊や猪などの害を減らすための手段として重視されているものです。そこで、通常、猟友会は、会員を指導しながら、共同で狩猟をすることが多くなっています。今後は安全のために、少なくとも2人以上で実施するものとする。他方で、会員の銃または弾を預かっておく。このようなガイドラインを作り、守らない会員には注意処分をしていく。さらには、使用停止処分にもできます。また、行政と協力して、今まで以上に会員には利益を与え、会員となるように誘導していく。それでも、会員とならない者に対しては、 行政や警察は要注意人物として警戒することができます。